スタートアップがチャレンジすべきでない市場

by 町田 龍馬 on 2012年6月13日

一週間前の記事でZen Startupは、Running Lean(ランニングリーン)のやり方で「教育アプリ開発」にチャレンジしていることを伝えたが、いろんな方にインタビューを行った結果、教育業界に参入することを断念した。予想していた以上に教育業界はスタートアップにとって参入が難しかった。

 

まず、この業界でWebアプリを広めるには政治力が絶対的に不可欠。次に、この業界には決定権のある人で新しいWebアプリを求めているような人がほとんどいない。つまり、試験的にWebアプリを使ってもらい、素早くフィードバックを得ることが難しいため、アプリをどんどん進化させながら、成功するビジネスモデルを見つけること(ピボット)が出来ない。

 

今回の失敗から学んだことは、スタートアップがチャレンジすべきでない市場があるということ。スタートアップは資金がないため早くユーザーを増やしマネタイズする必要があるが、どんなに良い製品をつくれてもユーザーを増やせない市場が存在する。スタートアップは「いかに早くフィードバックを得て市場から学ぶか」を重要視すべきなので、教育業界など、スピーディーにフィードバックを得ることが難しい業界は避けるべき。

スタートアップがチャレンジすべきでない市場

  • 政治力を必要とする
  • リスクを嫌う人が多い
  • 新参者を受け入れない
  • アーリーアダプターを見つけるまで時間がかかりすぎる

Zen Startupでは今回の学びを活かして現在は別の市場を選び、ランニングリーンでアプリを開発にチャレンジしている。
photo credit: Steve Rhodes via photo pin cc

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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