コカ・コーラ「YouTube再生数ベスト3」から学ぶバイラル動画の秘訣

by 町田 龍馬 on 2012年5月23日

ZenStartupブログでは「インバウンドマーケティング完全ガイド」などインバウンドマーケティングの情報をいち早く紹介してきた。インバウンドマーケティングとは、顧客や潜在顧客が思わず誰かに伝えたくなるような、高品質のコンテンツを無料で提供し、自社のファンを形成するマーケティング手法である。

 

Zen Startupブログの過去記事「見込み客を獲得するために今すぐやるべき9つのアクション」「動画マーケティングを成功に導く秘訣」で紹介したように、インバウンドマーケティングにおいて動画は非常に効果的である。今回は動画マーケティングの代表事例として、コカ・コーラ社を紹介する。

 

同社はこれまで数々のキャンペーン動画や、コマーシャル動画を、YouTubeにアップして、バイラルを生み出してきた。今回はその中でも再生数が最も多い3つの動画を紹介する。「ストーリー性の高さ」と「動画をシェアしたいと思わせるような編集」に注目し、楽しみながら見てほしい。

1.アニメーションをフル活用したコマーシャル


再生数:560万回

3Dアニメーションを活用し、若者が自動販売機にコインを入れてからコーラを受け取るまでの僅かな時間をコミカルに表現している。動画の主役は可愛いキャラクターたちで、コーラを若者に届けるためにいろんなシーンで協力し合う。映画並のアニメーションとストーリー性の高さが、バイラルの秘訣だろう。

2.自販機を使ったキャンペーン

再生数:460万回

大学の食堂で女子生徒が自動販売機からコカ•コーラを買おうとすると1本では止まらず、次々とコーラが出てくる。不思議に思う彼女の周りにはどんどん人が集まり、思わぬ展開に発展する。最後は大きなサンドイッチが出てきて学食内が拍手喝采となる。自動販売機から何が出てくるか分からないというワクワク感で見ている側も幸せになる動画だ。

 

コマーシャル用の動画とは、対照的に低予算でつくられたキャンペーン動画だが、コマーシャル並と同じくらいYouTubeで再生させれている。この動画をみた人が「シェアしたい」と思わせるストーリー性の高さと、動画に出てくる一般人の表情に注目してみると、バイラルの秘訣がわかる。

3.クリスマスのコマーシャル


再生数:270万回

クリスマスの日、サンタは、スノーボールを自在に操作しながら、街の人々を幸せにする。寂しそうにスーパーで仕事する若者を店のカートに乗せ家族のパーティへ連れていったり、喧嘩をしているカップルには座っているベンチを傾け仲直りさせる。動画で使われている音楽「Shake Up Chrismas 」のテンポの良さと、臨場感のあるカメラワークに注目してほしい。

コカ・コーラから学ぶバイラル動画の秘訣

今回紹介した動画の特徴をまとめると以下だ。

  • 1分から2分の再生時間で飽きにくい
  • 「共感、感動、幸福感」を生み出すストーリー
  • 素敵なキャラクターと出演者
  • 高品質なサウンド

冒頭に書いたように動画はインバウンドマーケティングで非常に効果の高いコンテンツのひとつである。バイラル動画の特徴を参考に、動画コンテンツ作成に取り組んでほしい。ただし、コンテンツがよくても、インバウンドマーケティングを成功させるには、さまざまな工夫が必要。詳しくは、ZenStartupの過去記事「インバウンドマーケティングを台無しにする8つの間違い」を参考に。

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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