米国VCから信頼を勝ち取る9つの法則とプレゼンスライドに盛り込むべき7要素

by Takahiro on 2012年5月5日


こんにちは!Zen Startupの石濱です。こちらの語学学校に通って数週間になりますが、いまだに英語に悪戦苦闘しています。どうすればリスニング力がつくのでしょうか。テレビを見ても全然分かりません。

 

さて、今回も、Btrax社がサンフランシスコで主催する「ビジネス道場」のまとめリポートを書きます(USTREAMの動画はコチラです<後半部>)。

今回は、Fenox Venture Capital※のジェネラルパートナーであるアニスさんの「米国でVCから資金調達するための極意」のプレゼン内容をまとめます。米国で資金調達を考えている方は必見です。

 

※Fenox Venture Capitalは、総額20億ドルを運用する米国のVC。インターネットや、ソフトウェア開発、小売企業を投資対象としています。スタートアップやメンターシップに力を注いでおられます。

VCの信頼を勝ち取る9つの法則

1.知人に紹介してもらう

VCへは一日700件ほどのメールが来る。当然全て読めない。知人からの紹介であれば読む可能性が一気に上がる。

2.ジェネラルパートナーに直接交渉する

アソシエイト(非役職者)からでは交渉まで時間がかかる。アソシエイトを飛び越えて、いきなりジェネラルパートナーと会って話す。

3.いきなりNDAサインを求めない

一日何百件も話がくるVC。NDAにサインする時間もない。NDAと聞いた瞬間、VCの投資意欲は無くなるので、交渉初期の段階では、NDAの文字すら出すべきでない。

4.シードの段階で25%以上株をVCに与えない

VCの取り分が多くても良いとする起業家はネジメント能力がないとみなされる。シードの段階で25%以上株を放出しないこと。

5.デモを作る

自分のポテンシャルを示すのに、デモほどわかりやすいものはない。発表当日はデモのトラブルもあり得るので、プレゼンスライドも用意しておく。

6.遅刻をしない

VCをいらいらさせてはいけない。パソコンを立ち上げる時間でさえ気を配る。

7.身だしなみに気を配る

きちんとした格好があなたの本気度を探る鍵になる。間違ってもぼさぼさの髪でVCに会ってはいけない。

8.自分から帰らない

VCが月に契約するのは5、6件。1時間の約束で1時間を超えたなら、かなり高評価ということになる。時間を過ぎても決して自分からは帰らず、プレゼンテーションを続けるべき。

9.柔軟性を持つ

頑固にならずVCからのアドバイスに耳を傾ける。柔軟な経営者が最後には生き残る。

 

VC向けプレゼンスライドに盛り込むべき7つのこと

以下のステップに従いプレゼンスライドをつくると、VCは投資の判断を行いやすい。

1.問題提起

解決したい問題を一枚のスライドで提起する。

2.解決方法

1の問題を解決するための方法を示す。

3.マーケットサイズ

VCはマーケットサイズが100億円以内だと魅力を感じない。VCは100億円以上の市場で何パーセント抑えられるかを聞きたい。

4.トラクション

ユーザー数(できれば10万人以上。)や。どの会社とパートナーシップを結んでいるのかを示す。

5.チーム紹介

チーム全体が信頼できるか示す。VCはチームが失敗を繰り返してもそれを乗り越えられるか判断する。

6.競争相手の情報。

ここを隠してはいけない。どうやって競争に打ち勝つのかをVCに示す。

7.ビジネスモデル

どうお金にするのか。VCは特徴のあるアイデアが欲しい。

 

VCからの投資を受けるには最低限のルールを守る

VCはあなたのプロダクトだけでなく「人間性」に重きを置いています。VCからの投資が決まれば、VCはあなたと数十年をともにするかもしれないので、当然と言えば当然です。

 

アニス氏は日本に住んでいた事もあり、日本のスタートアップを特に応援しています。Zen Startupブログの読者でVCマネーやネットワークを必要とする起業家/スタートアップは「日本から世界を変える」そんな思いをぜひアニス氏にぶつけてみてください。

関連記事

Takahiro

著者プロフィール

愛知県生まれ。21歳。iPhoneエンジニア、デザイナー。サンフランシスコに留学中。Zen Startupではリサーチ、コンサル業務やアプリディレクションのサポートをしています。行動を起こせば人生が変わる。

Leave a Comment