Google+ビジネスページ・スタートアップガイド

by 町田 龍馬 on 2011年11月29日

ソーシャルネットワークを使ってビジネスの存在感を高める戦略は、今やWebマーケティングの常識となっている。常に最先端のニーズを把握するため、企業は、次々と登場する新規ソーシャルメディア・プラットフォームを最大限に活用しなければならない。そんな中、ついにGoogleは、企業や団体向けのアカウント「Google+ページ」のサービスを開始した。

 

Google+ページは、Facebookとビジネス特化型のSNS、LinkedInを見事に融合させたようなプラットフォームだという評価が多く、スモールビジネスにとって非常に有効なマーケティング・ツールだといわれている。

 

そこで、Google+ページを活用してビジネスを促進させる秘訣を紹介するので、ぜひ参考にして欲しい。

ページの開設

Google+ページとは、ビジネスや団体専用のGoogle+アカウントだ。Facebookが提供する「Facebookファンページ」のようなサービスだが、Google+ページでは、サークルなどの機能を使い、顧客や大規模なネットワークと、より効率的に交流することができる。

 

ページ作成のヒント: あなたのWebサイトやブログ、他のSNSへのリンクなど、可能な限りの情報をGoogle+ページに記載する。そうすることで、あなたのビジネスは、顧客の目に触れる機会が多くなる。オンラインでのプレゼンスを最大限に引き出すために、個人プロフィールでも同じ作業を行うべき。

 

ネットワークと交流する

ページを開設したら、早速ネットワークを広げ、交流を深めていこう。ビジネスに関する基本情報や写真、動画などをアップロードして、あなたのビジネステーマや過去の業績を紹介する。

 

Google+ページは、ビジネスと顧客との間に実世界のような関係性を築くためにデザインされたプラットフォームだ。よって、Google+ページでの活動には、プロとしての意識が大切。

 

チャリティーイベントに参加した企業は、その時の写真を共有すれば効果的だ。新メニューを考察中のレストランであれば、サークル内のメンバーからアイデアを募集すると良い。共有するコンテンツが上質であればあるほど、レスポンスの数は増し、「+1」という形で成果が現れる。

 

+1を獲得する

「+1」ボタンとは、基本的には気に入ったコンテンツを評価するための機能だ(Facebookの「いいね!」ボタンに近い)。だが、この+1の役割は、コンテンツの評価だけにとどまらない。コンテンツの+1ボタンをクリックすることで、その評価をWeb全体と共有することになる。

 

+1の獲得数が、Google検索ランキングに大きな影響を与える。コンテンツは、+1をより多く獲得することで人気が証明され、検索結果の上位に表示されるようになるということだ。

 

+1を獲得するための最善の手段は、ユニークで相互性のあるコンテンツを提供することだ。Google+の各種機能を活用して、最新情報や関連ニュースなど、充実したコンテンツを配信しよう。

 

Google+ツール:「ハングアウト」

Google+には、サークルと交流するための優れたツールが数多くある。そのうちの1つ「ハングアウト」は、最大9人が参加できるビデオチャット機能だ。

 

特定のグループに向けた新製品のデモやリアルタイムでのQ&Aセッション、もしくはコミュニティーとの世間話など、さまざまな用途に活用することができる。

 

コンテンツの共有先を指定する

Google+の最大の利点は、サークル機能を活用して、コンテンツの共有範囲を設定できるということだ。情報を誰にどの程度公開するかを管理できるサークルは、特定のグループに特定のメッセージを送信するのにとても便利だ。まさに、ターゲット・マーケティングの理想である。

 

具体的には、「常連客」、「新規顧客」、「取引先」など、複数のサークルを作成し、それぞれのサークルに適したメッセージを送る。例えば、常連客にはお得意様割引クーポン、新規顧客には初回キャンペーン案内、取引先には業界関連のニュースなど、ターゲットを絞った情報配信が簡単に行える。

 

注意: すべてのプロモーション活動は、Googleが掲げる「Google+ページ・コンテストおよびプロモーションのポリシー」に必ず準拠するようにする。

 

ページを宣伝する

Google+ページのサービス開始と平行して、Googleは「Google+ダイレクトコネクト」という新たな検索機能を追加した。Google検索であなたを探そうとしているユーザーが、あなたのビジネス名の前に「+」演算子を付けて検索することで、すぐにあなたのGoogle+ページにアクセスできるようになる。

 

この機能の追加により、Google+ページは以前にも増して、可視性が高くなった。これだけでも、ページを開設する価値は、十分にあるだろう。

 

その他のテクニック

他にも、ページの存在感を最大限に高める方法がいくつかある。まず、Google+ページ用にオリジナルURLを取得して、一目であなたのページだと分かるように工夫する。Webサイトやブログなど、他のプラットフォームへのリンクも忘れずに。

 

+1ボタンを各サイトに設置して、ユーザーがあなたのコンテンツを評価し、それぞれのストリームで簡単に共有できる状態にする。また、他のソーシャルメディアでのフォロアーや、実店舗の顧客などに、Google+のサークルであなたを追加するようにお願いすること。

 

ご質問、ご意見を募集中

あなたのビジネスは、すでにGoogle+ビジネスページを使って、マーケティング活動を展開しているだろうか?ぜひFacebookやTwitterからコメントをいただきたい。

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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