Facebookページで絶対にモニタリングするべき指標とは?

by 町田 龍馬 on 2011年11月21日

Facebookマーケティングにおけるエンゲージメントの重要性は色々なところで強調されている。しかし、このエンゲージメントが実際にどれほど効果(ROI)を挙げているのかを見極めるのはなかなか難しい。今回の記事では「Facebookページでモニタリングするべき指標」を紹介しよう。

ファン数は重要ではない→ニュースフィードに表示させることが全て

多くの企業がFacebookページを作ったときに、最初の段階で成功の目安として気にしているのはファンの数だろう。しかし実際にはファンの数がすべてを物語っているわけではない(いくつかの研究によると、Facebookユーザーの90%以上が「いいね!」ボタンを一度押しただけで、二度とそのページを見に行かないそうだ)。

 

ソーシャルメディア・マーケッターのすべきことは、ファンの数を気にするのではなく、適切なコンテンツを定期的に投稿して、ファンのニュースフィードに表示させ続けることだ。そうすればファンは、コメントや「いいね!」、シェア、@タグなどで、エンゲージしてくれるようになり、より多くの人がFacebookページのことを知ることになる。

投稿の効果をモニタリングする方法

Facebookページの管理人であれば、そのページ内で直接、各投稿のインプレッション数と、フィードバック率を確認できる(投稿後ほぼ24時間以内に反映)。インプレッションとは、コンテンツが「ストリーム内でレンダリング」された数。つまりあなたのコンテンツが、ウォールやファンのニュースフィードで表示された、コメントされた、「いいね!」を押してもらった、こういうときにカウントされる。ただし、このインプレッションはFacebookユーザーの正確な数を表すわけではないので注意する必要がある。例えばニュースフィードにあなたのコンテンツが表示されたとしても、ファンは他のコンテンツを見ているかもしれない。

詳細な解析データを確かめるためは、facebook.com/insightsにアクセスするか、ファンページの管理画面に行き、サイドバーの「インサイト」をクリックする(この機能を使うには30人以上のファンが必要)。ちなみに、反応(フィードバック)のパーセンテージは、コメントと「いいね!」の合計数をインプレッションの数で割って得られる。

フィードバック(反応)率に注目

インプレッションの数は誤解されていることがある。何万というFacebookユーザーが自分のコンテンツを見てくれるのは確かにうれしいことだが、目標とすべきなのは見に来てくれたユーザーとエンゲージすることなので、フィードバック率に注目するべき。この数値を上げるには、投稿の際に、できるだけ魅力的な画像や動画を使う

Facebookページの「購読停止」に注意

ユーザーは「いいね!」を押したページのニュースフィードはオプションで好きなようにカスタマイズすることができ、特定のFacebookページの投稿を見えなくしたり、特定のページの情報をすべてブロックしたり、「いいね!」を取消したり、スパムとしてマークしたりできる。もしファンがあなたのコンテンツを自分のニュースフィードに表示させないように「購読停止」にしたときは、ファンを解除したのと同じようなもので、あなたのはファンに対してアプローチすることができなくなる。

ファンがあなたの投稿を購読停止する理由

  1. 投稿が頻繁すぎる(ニュースフィードがあなたの投稿ばかりになってしまい、友人のアクティビティや他の好きなページの情報が見にくくなる)
  2. 投稿される内容があまり自分に関係ない

企業側では、ファンのうち誰が自分の投稿をニュースフィードで非表示にしているのかが分からない。自社のコンテンツのうち何が敬遠されてファンを解除されたり、「いいね!」が取り消されたりするのかもわからない。わかるのは一日の「いいね!」を取りやめた合計数「購読停止数」だけなので、この指標の変化だけはしっかりとモニタリングしていきたい。

まとめ

購読停止、「いいね!」の取り消し、エンゲージ(投稿と「いいね!」)の数をモニタリングし、毎日の投稿がどんな反応を生み出しているかを見極めることが大事だ。そのようなモニタリングを繰り返すことによって、どのような時間帯に、どのようなコンテンツ(写真、ビデオ、リンク、ステータスアップデート)を投稿すると良いのかがわかってくるだろう。

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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