参考にすべき7つのユーザー登録ページ

by 町田 龍馬 on 2011年10月31日

どんなサービスもユーザー登録は必須である。筆者はユーザー登録に時間がかかるサービスは試してみたいと思わない。希望としては「Facebook、Twitter、Googleアカウント」のいずれかで、ユーザー登録を済ませたい。

 

日本のサービスは全体的に、ユーザー登録ページのデザインが欧米と比べて遅れている。延々と続く「必須項目」はもちろん、エラーの理由が参照できないサイトも多々ある。そんな日本の遅れたユーザー登録ページを変えるためにも、7つのすばらしいユーザー登録ページのサンプルを紹介したい。

1. Convore

Comvoreはランディングページでユーザー登録ができる。しかも必要な情報はユーザーネーム、メールアドレス、パスワードのみ。つまり必須項目がたったの3つ。さらに驚くことに、メールアドレスを確認するための「認証メール」すら送られてこない。ユーザーは即座にサービスを利用できる。


このように、入力項目が少ない分、ユーザー登録率は上がるが「パスワード確認なし」「メール認証なし」によって、パスワードやメールアドレスを間違えて入力して、次回からログインできなくなるユーザーも一定の割合で発生するだろう。こにょうに、ユーザー登録率とユーザー登録失敗率はトレードオフの関係になるといえる。

 2. Ballpark

Ballparkは、見積もり・請求書の管理ツールで、こちらも素晴らしい登録ページを提供していいる。Convoreより少し多くの情報入力が必要だが、それでも必須の項目だけに絞り込んでいるので、ストレスなく登録が完了できる。とてもシンプルに見えるが、色やグラデーション、枠線や3Dオブジェクトに至るまで、登録フォームをきれいにするための事細かい配慮がされている。

3. Spreedly

時に”Less”は”More”となりえる。Spreedlyのユーザー登録ページは、Comvore同様、そのビジュアルと入力項目の両方においてひどくシンプルだ。ユーザー名を選択し、メールアドレスとパスワードを入力する。それで完了である。それ以上の登録確認プロセスはなく、入力項目を提出すると、すぐにサービスが利用可能だ。言うまでもなく、このように登録が数秒で済み、テストアカウントにすぐに移れるようにする理由は、多くのユーザーが月額課金サービスを利用する前に十分にテスト使用を行いたいと思っているからだ。

4. Culinary Culture

食べ物を扱うソーシャルサイトのCulinary Coltureは、Convore同様に、ランディングページでユーザー登録ができるようになっている。トップより少し下の方に位置し、フィード画面の横にあるのだが、この登録画面は本当にナイスである。「It’s free and takes less than 30 seconds」というコピーはベタであるが効果的である。また、シンプルでスタイリッシュな入力アイコンが、何の入力をしているのかの説明の手助けをしている。

5. Launch List

Launch Listの登録ページは、いずれかの料金プランを選ぶと、表示される仕組み。Launch Listの全体的なルックスはとてもクールである。支払い方法はPayPalに限定されているので、PayPalを使ったことない人は戸惑うだろうが、Launch Listはそのようなユーザーをターゲットにしていない。これは実際にフォーム入力してみてわかったのだが、入力をミスすると(例えば異なるメールアドレスを入力)、赤い文字でエラーの理由が表示される。

6. Freckle

タイムトラッキングアプリのFreckleは先のアプリと比べると、必須項目が多い。それでもページはシンプルに整理されており、登録フォームの要素だけで構成されている。クレジットカードを入力すると番号から、自分のカード会社のアイコン以外が暗くなるなど、細かい工夫がされていて、入力していて気持ちの良いサイトだ。

7. Litmus

メールのマーケティングサービスであるLitmusはユーザー登録の際に多め情報を入力させる。必須項目の内容と数はFreckleとほぼ同じである。上画像にはないが、フォームの左側に、Litmusを使っている会社のロゴが表示されている。中には筆者の最も尊敬する企業のひとつ37Signalesがある。このように顧客のロゴを登録ページで表示することは、最後の一押しとして非常に有効だ。

まとめ

今回紹介した7アプリのように、海外には優れたUI/UXデザインが多数存在する。彼らは常にA/B Testingを行い、コンバージョンするサイトデザインに日々変化させている。

 

アプリの機能だけでなく、サイトのランディングページ、登録ページなど、コンバージョンに直結するページは、常にリーンスタートアップ的アプローチで、テスト・改善していきたい。Zen Startupも数週間以内にランディングページやサービスページなどのUI/UXデザインを変更する意向だ。

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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