Kindle Fireが激安($199)で発売されるたった一つの理由

by 町田 龍馬 on 2011年9月29日

米amazon.comより新型タブレット「Kindle Fire」が11月15日にリリースされると発表された。金額はたったの$199(iPadは$500)。しかも、Aazon Primeが一ヶ月無料でついてくる(通常年間$80)。Amazon Primeに加入すると、商品の合計金額に関わらず2日以内に配達が約束され、Amazon Instant Videoというストリーミング配信を利用できるようになる。

 

Amazon Instant VideoはNetflixやHuluと似ているサービスで、最新の映画など動画コンテンツをストリーミング配信する。Netflixに比べると見れる動画が少ないが、Amzonは最近FOXと契約したので、これから一気に動画が増えることが予想される。

目的はAmazon Primeの加入者を増やすこと

Kindle Fireはあくまでも、Amazon Primeの加入者を増やすことが目的で、デバイスの売り上げは問題ではない。今まではNetflixやHuluに圧倒的な差をつけられていたが、Kindle Fireがバカ売れすることで、一気にストリーミング配信業界でトップになるかもしれない。これらの動画ストリーミング配信は、日本では無名だが、米国を中心に海外でどんどん広まっていて、今後も市場が拡大するのは明らかだ。Amazonは今月自社サイトデザインをデジタルコンテンツが買いやすいデザインに一新させたり、App StoreのようなものやKindle Fireを開発するなど、本気でデジタルコンテンツ市場を狙っているのだ。

マーケッターにとって何を意味するか?

これから世界中の人が、DVDをショップで借りることを止めて、タブレットを持ち歩き「好きなときに好きな動画を観る」ライフスタイルにシフトしていくだろう。Spotifyなどの登場で音楽の世界でも同じシフトが起きている。世界はデジタルにもっともっとつながっていくのだ。マーケッターはこの流れを理解して、大きな目線で戦略を立てる必要がある。閉鎖的な日本のコンテンツ市場を観ていては、海外の流れについていけないので、先日はじまったHuluの日本版など、実際にサービスを試してみることをおすすめする。

Kindle Fire 動画: http://www.youtube.com/watch?v=VVsfLnMqOC4

関連記事

町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

Leave a Comment