速報:Facebookのプロフィールデザインが大きく変わる

by 町田 龍馬 on 2011年9月23日

今日行われたFacebook f8(Facebookの開発者向けカンファレンス)で、Mark Zuckerbergは「タイムライン」というサービスを発表した。これは現状のプロフィールページに代わるもので、ユーザーがこれまで生きた歴史を時系列に1ページで表示する。また、ユーザーが現在聴いている音楽(Spotify連携)や映画(Netflix連携)も表示され、友達はそのサービスに加入していなくても無料で同じサービスを楽しめる(ただしリアルタイムでないとダメ)。

 

このサービスは数週間以内にリリースされるが、この方法を使えば先に使うことができる(ただし開発者向け)。ReadWriteWebの記者がファウンダーであるRichardが自分のタイムラインをブログで公開している(以下画像)。

タイムラインと呼ばれる新たなプロフィールページ(トップ)

2007年のFacebook上での活動を表す1ページ

過去のFacebook上でのストーリー

上のスクリーンショットのように、ユーザーは時系列に、1ページで自分の歴史を表示することができる。どの写真をトップに使うか、どういうレイアウトにするかなども、直感的に操作できるようになったようだ。このようにUI/UXデザインが格段に向上しており、デザインの面で勝っていたGoogle+に追いついた。

いま聴いている音楽や観ている映画を友達と無料で共有

ユーザーは新しいプロフィールページ「タイムライン」でいま聴いている音楽を共有できる。現状ではSpotifyで聴いている音楽を共有できるようだ。これにより、ユーザーの友達は無料で、同じ音楽をリアルタイムに聴くことができるようになった。映画でも同じだ(こちらはNetfilxやHuluと連携)。

 

私はHuluの有料プランに加入してるので、これから映画を観るときは自動的に私の観ている映画がタイムライン上で表示され、友達は同じ映画を観ることができるようになる。有料会員じゃなくてもリアルタイムであれば友達とFacebook経由で同じコンテンツを楽しめる。

なぜ無料?有料コンテンツプラットフォーマーは損しないのか?

Facebookで無料でシェアさせることで有料会員は増加するだろう。Spotifyで音楽を楽しんでいた人はこれまでも友達と音楽と楽しんでいたし、NetflixやHuluで映画を観ていたひとも有料会員じゃない友達と映画を観ていた。

 

つまり有料コンテンツはどのみち誰かと共有されているので、それならFacebook上でやってしまった方が、有料会員の友人たちに広がり、結果的に有料会員が増えるのだ。当然ながら友達が使っている、もしくはおすすめしたサービスは使う確率が高い。私は、これはフリーミアムとはまたひと味違う形のマーケティングで革命的だと思っている。日本のコンテンツプラットフォームはまた一歩差をつけられてしまった。

まとめ

タイムラインは素晴らしいサービスだが、過去のFBでのユーザーアクティビティを整理しなければいけない。私のように2008年からFacebookを使っているユーザーは、整理するだけで、膨大な時間を要することになる。私がそこまで時間をかけて整理するかどうかは、使ってみないとわからないが、ひとつ言えるのは、このサービスは「Facebookを今年始めた人」「これからのFacebookを始める子供たち」にとっては素晴らしいサービスになるだろう。Facebookを使っているだけで「自分史」が完成してしまうのだから。

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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