Google+をビジネスに活用する7つの秘訣

by 町田 龍馬 on 2011年9月5日

多くの経営者やマーケティング担当者たちが、企業のソーシャル・メディア戦略として、新しいソーシャルネットワーク「Google+」をどう取り入れるべきか、その頭を悩ませている。つい先日、今秋中にビジネスプロフィールが公式にリリースされるとの一報が飛び込んできた(過去記事)。このビジネスプロフィールが始まるまで、企業はどうGoogle+使うべきなのか紹介しよう。

1. 先例に学ぶ:Google社員をフォロー

現在のところ、米IBMを除き、米Google自身が、Google+上で最も活動的な企業だ。Googleの社員をフォローすると、彼らがGoogle+のコミュニティーや文化に、深く浸透していることが分かる。 彼らは多くのフォロアー(通常、2万人を軽く超えている)を抱えているだけではなく、可能な限りフォロアーからの質問に答え、一般ユーザーの投稿にコメントし、ビジネスとは直接関係のない議論などにも積極的に参加している。例えば、Googleエンジニアを統括するVic Gundotraは、パーソナルな写真を載せたり、好きな音楽を紹介したりしている(下画像参照)。
Google+は、企業に対して、顧客、得意先、見込み客、従業員などと、個人的に深く交流するための絶好の場を提供している。これには、Twitterは、まったく太刀打ちできず(140文字制限)、Facebookでは、想像さえできない(Facebookページでは、フレンド登録するまでは、ビプライベートなやりとりが不可能)。

2. 個人としての自分を知ってもらう

Google+を通じて自分を伝える。これには時間がかかる。だが、Google+が次世代のソーシャル・プラットフォームになると考えるなら、それなりに時間を費やして、その文化になじんでおく必要がある。現在のところ、Google+のコミュニティーは、主に、ハイテク通の男性ユーザー層で構成されているが、自分の興味に合う、フォローすべきユーザーは必ず存在するはずだ。

おすすめの使い方

  1. recommendedusers.com」や「group.as」「findpeopleonplus.com」などのGoogle+ユーザー検索サイトを使って、自分と興味が一致するユーザーを探す
  2. そこで見つけたユーザーを、「Circle」に追加する
  3. 彼らの投稿に「+1」ボタンをクリックしたりコメントしたりといったアクションを起こし、交流を試みる
  4. 投稿の感覚がつかめてきたら、今度は自分から会話をスタートする

より多くの人たちと交流すればするほど、より深くコミュニティーに入り込んでいけるはずだ。

3. プロとしての自分を知ってもらう

前項で紹介した手順と、さほど変わりはない。ただし、プライベートと仕事を分別する意識的な努力が必要だ。さらに、どんなかたちで自分のプロフィールを共有するべきかを考慮しなくてはならない。筆者・町田龍馬のプロフィールページを参照してほしい(以下画像)。

  • 職業タブに、企業名、役職を必ず記載する: ここは、みんなが注目する部分
  • プロフィールページの右側にある、リンクセクションを活用して、ビジネス特化型のSNS「LinkedIn」のプロフィールページや、自社ホームページのリンクを記載する。この2つのリンクは、プロフェッショナルな交流を生むのに効果的だ。

4. フォロアーを絶えず意識する

自分のフォロアーを把握することは、見込み客や新規採用・受注の引き込みや、同業者との交流のきっかけを作る際に役に立つ。さらに、ビジネスネットワークとのコネクション作りにも有効だ。まだ、日本にはアクティブなGoogle+ユーザーは少ないが、いずれは増えるので、今から使っておいて損はない。

5. フォロアーを満足させる

誰しも、企業の裏側には興味がある。企業の代表として交流する一方で、企業の舞台裏では何が起こっているのか、みんなに知ってもらうのも1つの方法だ。これは、不快感を与えることなく、自分のビジネスを宣伝するチャンスになる。 ただ、そこで何を語るかは、慎重に判断する必要がある。いくら社内で笑いが取れたとはいえ、ネガティブな話などは、絶対に取り上げるべきではない。新たに設置した機材の話や最近影響を受けたこと、自社に対して満足してくれた顧客からのメールなど、あくまでもビジネスに関係した事柄を取り上げるのが得策だろう。

6. とにかく楽しむ!

ソーシャルメディアを覚えるのに最も重要なことは、自分が楽しんでソーシャルメディアを使うことだ。逆に言えばソーシャルメディアが大好きな人は、どんどん新しい機能を使いこなすので、企業のソーシャルメディア担当者はこういう人がなるべきだ。ソーシャルメディアが好きであれば年齢や経験は関係ない。

7. 今すぐスタート、保留は無用

今回の記事は、Google+でのビジネスチャンスや可能性を網羅した総合ガイドのような代物では、決してない。皆さんがGoogle+を利用するとっかかりになればと記したものだ。これを読むだけで終わらせてはいけない。正規のビジネスプロフィール機能の登場を待つことも無用だ。とにかく始めてみよう。

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町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

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