eコマースやSNS業界でM&A案件が多発!

by 宗像 淳 on 2011年8月26日


マーケティング、メディア、技術、サービス分野のM&A取引額の推移(Petsky Prunierの統計資料より)

eコマースの情報サイト「Internet Retailer Magazine」によれば、マーケティング、メディア、技術、サービス分野における7月のM&Aのうち、40%がデジタルメディアとeコマース関連企業のM&Aだったという。ソーシャルメディア分野などでM&A案件が増え、全体の件数を押し上げている。

 

<以下、Internet Retailer Magazine記事より一部を紹介>

投資銀行の米Petsky Prunierによると、7月に発表されたマーケティング、メディア、技術、サービス関連企業の245件のM&Aのうち、デジタルメディアとeコマース関連企業のM&Aが40%を占めたという(詳細資料:PDF)。デジタルメディアとeコマースの97件の取引額はおよそ27億ドルで、7月の総取引額134億ドルの約20%に相当する。

マーケティング、メディア、技術、サービス分野の企業の間では、M&Aの取引数は1年前の81件から202%増加し、取引額は48億ドルから179%の伸びを見せた。件数ベースでは、2011年の最高記録をたたき出した同年5月の254件(183億ドル)に迫る勢いとなった。

デジタルメディアとeコマースの分野では、eコマースでのM&Aが盛んで、7月には22件のM&Aが行われ、取引額は約9億6980万ドルとなった。主な案件は、写真の印刷と共有、個人出版を取り扱う英PhotoBoxがグリーティングカード販売業者の英Moonpigを買収したケースや、米Amazon.comが書籍販売の英The Book Depositoryを買収したケースなど。ソーシャルメディアとソーシャルアプリの分野では、7月には22件のM&Aが行われ、取引額は約3億2040万ドル。ゲーム分野の企業では、12件のM&Aが発表され、取引額は約9億4520万ドルに上る。

モバイル技術分野では、8件のM&Aが行われ、取引額はおよそ5億5800万ドル。7月に合計51件のM&Aが行われたマーケティング技術分野で最も多かった。ソーシャル技術の企業に関するM&Aは7件で、取引額は約6370万ドルである。

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宗像 淳

著者プロフィール

起業家。福島-東大-米国Wharton校MBA。ソーシャルメディア/コマースのトップブランドZen Startupの代表。専門はベンチャー経営、マーケティング、Twitter、Facebook、Eコマースです。 http://www.facebook.com/ZenStartup

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