バーチャルコラボレーションはスタートアップ必須のスキル

by 町田 龍馬 on 2011年4月16日

macbook
Creative Commons License photo credit: Swansea Photographer

いま世界中では、アウトソーシングが、Web業界を中心に様々な業種で活用されている。アウトソーシングサイトと呼ばれる、働き手と企業をマッチングさせるサイトもたくさんある。これらのサイトを使いこなせば、驚くほど安く、早く、効率よく、起業して、プロジェクトをすすめていくことができる。Zen Startupではアウトソーシングは起業家に必須のスキルだと確信している。

これまでに、宗像淳と町田龍馬は、アウトソーシングサイトを活用し、数々のプロジェクトを、低コストでスピーディーにこなしてきた。失敗もあったが全体的に見れば、アウトソーシングをやって、相当生産性が上がったと思っている。

我々はは離れた場所で働くチームをマネジメントするためにTime Doctor というアプリを導入している。このアプリは非常に便利なので、別の機会に詳しく説明したい。ちなみに現在はベータバージョンで無料なので是非ためしてほしい。

アウトソーシングサイトとは?

アウトソーシングサイトとは、バーチャル/リモートワーカーを簡単に雇えるようにして、アウトソーシングやフリーランシングを促進しているサイトのことだ。それぞれのサイトに独自の特徴があるが、基本的には同種のサービスを提供している。

この種のサイトでアウトソーシングするには、仕事の内容をサイトに投稿し、希望者に入札してもらい、価格について交渉することになる。もちろん請負価格にしても時間給にしても、フリーランサー決定する前に、レビュー(評価)や仕事の経歴を確認しておく必要がある。ほとんどの場合、料金は各サイトで一時預かりの形になり、仕事が完成した時点でフリーランサーに支払われる。サイトは手数料として10-15%ほどの利益を徴収する。

なぜ今アウトソーシングか?

ギャロップ調査によると、アメリカの一般的な労働者の54%は一日中半分眠ったような状態であり、さらに他の18%は積極的に他の労働者の邪魔をしているという驚くような結果が出ている。実はリモートワーカーの方がずっと生産性が高いのだ。vWorkerというトップクラスのアウトソーシングサイトの創立者、Ian Ippolito氏は、最近のインタビューで以下のようなコメントを述べている。

「私がごく普通の労働者を雇ったとすると、まともな仕事をしてくれるのか、それとも窓際で暇をつぶし、ソリティアで遊んでばかりいるか分かったものじゃない。それに比べると、うち(vWorker)が提供するバーチャルワーク環境での仕事の質はずっと確実だ」

また、必要なときだけスタッフを雇用すれば良いというフレキシビリティも、多くの会社がアウトソーシングを採用し始めた理由だ。さらに自国でスタッフを雇うのに比べて、はるかに安い金額でトップレベルのワーカーを確保できるというのも大きな理由となる。

東京やカリフォルニアで腕の良いプログラマーを雇うには一時間あたり80-120$は覚悟しなければならない。しかしウェブサイトを通してアウトソーシングすれば、質の良いプログラマーを、アメリカ国内なら時給30-40$で、インド、フィリピン、ロシアなら10-15$で雇うことができるのだ。

アウトソーシングの始め方

初めてアウトソーシングするのは、非常に面倒で圧倒されるようにさえ思えるかもしれない。サイトによってシステムもレイアウトも異なり、vWorkerの場合など、システムに慣れるのに数日かかってしまうこともある(ウェブサイトの使い勝手はこれでも最近改善されたのだが)。

上にも取り上げたように、どのサイトでも共通して求められるのは以下の手順である。

  1. 仕事内容を投稿する
  2. 応募者からの申し込みを受け付ける
  3. プロフィール、レビュー、評価、推薦状、これまでの仕事、価格などを比較して最善の選択肢を見つける。支払いや仕事の委託方法に関しては、サイトによって様々なバリエーションがある(各サイトの詳細については別記事で紹介)

私(町田龍馬)のアドバイザーである、Time DoctorのCEOのRob(オーストラリア人)は、10年以上に渡ってアウトソーシングを活用してきた。彼の抱えるバーチャルチームのメンバーは48人いて、世界中の9カ国に散らばっている。彼は種々様々なプロジェクト(小規模なものから大規模なものまで)において、様々なアウトソーシングサイトを活用してきた。これらについては次回のブログで紹介する。


関連記事

町田 龍馬

著者プロフィール

25歳 起業家。米国向けにFacebook解析ツールを「ZenMetrics」を開発しながら、NetConcierge.jpのインバウンドマーケティングとFANCAM.comの日本進出を支援(http://t.co/DX58UjKS)。過去に倖田來未FANCAMと学研カレンダーアプリの企画/ディレクション、マイクロソフトのコンサル。モットーは「海外経験者や起業家精神を持った人を増やして日本を元気にする」

Leave a Comment